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zoom RSS 初夏の堀切菖蒲園を巡って

<<   作成日時 : 2014/06/15 07:00   >>

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画像梅雨空には 花菖蒲 が似合わしい。 400種 150万本もの花菖蒲があるという 「水郷佐原」 や 「水郷潮来」 などがよく知られているが、京成本線 堀切菖蒲園駅 の近くにあるという 「堀切菖蒲園」 には、貴重な江戸系花菖蒲を中心に 200種 6,000株の花菖蒲があるというので、楽しみたいと思い出掛けた。 (6/10)


前回掲載した 「初夏の”花の美術館”を巡って」 (2014/6/10) では、梅雨空によく似合う 紫陽花(アジサイ)、クレオメ(西洋風蝶草)、ホタルブクロ(蛍袋)、春咲きのバラ(薔薇) などを楽しむことができた。

もう一つ 梅雨空 によく似合うのは花菖蒲、「花の美術館」では見られなかったので 15、6年前に一度出掛けたことのある 「堀切菖蒲園」 へ出掛けることにした。
なお、「堀切菖蒲園」は、東京・葛飾区観光サイト”かつしかまるごとガイド” によれば、「江戸時代の有様をしのびながら、数多くの江戸花菖蒲を観賞できるのが本園の特色のひとつ。」 とのこと、大いに楽しみだ。

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京成津田沼駅で京成本線快速上野行に乗車して、青砥駅で普通電車に乗換え堀切菖蒲園駅で下車した。
改札口を出ると、堀切菖蒲園の案内版や幟などの道案内により、迷うことなく 約 10分ほどで到着した。

この期間 ( 6月1日 〜 6月25日) 「葛飾 菖蒲まつり」 (写真 A) が 堀切菖蒲園 と 水元公園 を会場として開催中で、様々なイベントが行われるとのこと。 また、まつり期間中の土 ・日には、かつしか菖蒲めぐりバス も運行、堀切、柴又、水元 を循環するバスとのこと。( なお、今回は堀切菖蒲園だけを 観賞。) 

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堀切菖蒲園の始まりは、室町時代に堀切村の地頭久保寺胤夫が家臣の宮田将監に命じ、陸奥国郡山の安積沼から花菖蒲を取り寄せて栽培を始めた ( また、江戸時代に百姓の小高伊左衛門が趣味で各地の花菖蒲を集めて庭で栽培したのが始まりとの説も ) と言われている。

江戸時代には「江戸百景」に数えられ、名所案内や紀行文、安藤広重や歌川豊国らの錦絵にも登場したとのこと。 明治に入り、堀切には 武蔵園、吉野園、観花園、堀切園 などの菖蒲園が開園し、昭和 34(1959)年 堀切園を東京都が購入して東京都立堀切菖蒲園として開園、昭和 50(1975)年に葛飾区に移管され、現在に至るとのこと。

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早速、園内に入ると 花菖蒲が見頃で大勢の人々 (写真 B、C) で賑わっていた。
花菖蒲には、大きく分けて 「江戸系」、「肥後系」、「伊勢系」 があり、また明治時代に日本から観賞用に輸出され品種改良された 「欧米系」 という品種も存在するとのこと。 それぞれの花には、「名前 ( 品種 )」 の名札が掲げられており、例えば 「雲衣装」(江戸) (写真 D) のように明記されていた。

ある資料によれば、「 江戸系は、江戸初期から 堀切 を中心に改良された品種群で、花でありながらも 江戸っ子らしく しっかりとした花弁と粋な雰囲気を持ち、一輪で楽しむというよりは 群生させて全体の色合いを楽しむところにその魅力がある 」 とのこと。 写真 D の 「雲衣装」 を見ても、江戸系 ということが頷ける。

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花菖蒲には 「江戸系」、「肥後系」、「伊勢系」 などがあるということで、この品種(系)と名前を見ながら観賞してみたが、あまりの種類の多さに音を上げてしまい、その後は 花の美しさ (写真 @、E 〜 H、I、J) を重点に楽しむことにした。

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花菖蒲 ( 学名 I ris ensata THUNBERG ver.ensata = I ris Kaempferi SIEBOLD ) は、1974年に植物学者のイリス・エンサタ の名を与え、1858年にドイツのシーボルトがイリス・ケンフェリーの名を用いたのが始まりとのこと。

花菖蒲の花は、「 中心にピンと直立した 3枚の内花被 ・雄しべ と 雌しべ ・外に垂れ下がるような あでやかな 3枚の外花被 と その下を キュッとしぼった花筒でできている。 外花被のみが発達した花を 三英咲 といい、内花被が 外花被 と ほぼ同じ大きさになったものを 六英咲 と呼ぶ 」 とのこと。

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また、「 花菖蒲、アヤメ、カキツバタ の花は、一見似たもの同士ですが、その生態には違いがある。 花菖蒲 は、湿地や乾地どちらにも適応。 アヤメ は、乾地。 カキツバタ は、低湿地や池沼を好む。 開花期も、花菖蒲は 5月下旬 〜 6月、アヤメは 5月上 〜 中旬、カキツバタは 5月上 〜 下旬 と 微妙な違いがある。 花の開き方も、三英咲のみの アヤメ と カキツバタ より、六英咲という種類もある 花菖蒲 はより華やかな印象を持つ花である 」 とのこと。

そろそろ帰ろうかと思っていた時、黒田清輝画伯の ( あの団扇を手に涼をとる婦人像の ) 「湖畔」 を思わせるような光景に、ここ 菖蒲園 (写真 K) で出会った。 ( なお、「黒田清輝展」 が 京都文化博物館で 6月7日 〜 7月21日まで開催中とのこと )

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花菖蒲を大いに楽しみ堀切菖蒲園を後にした。 菖蒲園を出て「あじさい通り」を進むと、名前の通りに様々な 紫陽花 (アジサイ) (写真 L 〜 O) が植栽されており、今が見頃で大いに楽しむことができた。

「あじさい通り」から、「菖蒲園通り」、「一番街商店会」を通り、堀切菖蒲園駅へ。 梅雨の晴れ間に、見事に咲いた 花菖蒲 と 紫陽花 を楽しんむことができ、満ち足りた気持で帰路についた。


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