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zoom RSS 自然保護講習会 『谷津田の生きもの』 を聴講して

<<   作成日時 : 2014/09/03 07:00   >>

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画像『谷津田の生きもの』 と題する自然保護講習会 (第 2回) が 千葉県立中央博物館 ・講堂 で開催されるというので第 1回 (7/26) に引き続き、聴講した。
また、同 中央博物館の野外施設 ・生態園を散策し カイツブリ、カルガモ などを見ることができた。 (8/30)



千葉県立中央博物館 (千葉市中央区青葉町) は、「房総の自然と人間」 を 常設展示の全体テーマ に 千葉県の自然と歴史について学べる 総合博物館 とのこと。
常設展示は、「房総の自然誌」、「房総の歴史」、「自然と人間のかかわり」 の 三つの主要な展示から構成されており、さらに隣接する生態園では、房総の代表的な自然が再現され、動植物の生態を身近に観察することができるとのこと。 なお 分館 としては、勝浦市に 分館 ・海の博物館 があり 「房総の海の自然」を体験的に学べる展示があり、さらに 君津市清和県民の森 を中心に 「房総の山のフィールド・ミュージアム」 事業 を行っているとのこと。

中央博物館では、地学 ・動物 ・植物 ・生態 ・環境 ・歴史について 千葉県はもとより、国際的な視野にも立ち、調査研究、資料の収集 ・整理 ・保存活動を行い、情報集積 ・発信基地となるように努めているとのこと。 また、これらの活動の成果は、展示、講座 ・観察会などの教育普及活動、研究発表などにより広く紹介しているとのこと。


画像 千葉県立中央博物館 ・生態園

JR総武線千葉駅で下車、東口駅前から 「大学病院」行のバスに乗車して 「中央博物館」 バス停で下車した。
バス停から約 7分〜ほどで 千葉県立中央博物館 (写真 @) 前に着いた。
( なお、京成千葉 ・千原線を利用した場合は、千葉寺駅で下車 約 〜15分ほどで中央博物館前に着くことができます。)

自然保護講習会 『谷津田の生きもの』 は、12:30 から開始されるというので、それまでの約 1時間ほどを 中央博物館の野外施設 ・生態園を散策することにした。

「生態園」は、生きものの自然の中での暮らしぶり(生態)を展示する野外博物館。 房総の代表的な自然が再現されており、園内を散策すると 森や草地、湿原、海岸などさまざまな景観がみられ、また園内には水鳥の生息する舟田池があり、鳥の暮らしぶりも観察できるとのこと。

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今回は、舟田池の岸辺に設けられた 野鳥観察舎 (写真 A) に直行した。 池には カイツブリ (写真 B) の親子 4羽、カルガモ (写真 C) 2羽 が見られ、園内の保存林(雑木林)では シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリなどが見られた。 そろそろ、自然保護講習会 (第 2回) の開かれる 千葉県立中央博物館 ・講堂 に移動した。


画像 自然保護講習会 『谷津田の生きもの』
   ( 千葉県立中央博物館 ・講堂 )

平成 26年度 自然保護講習会 『谷津田の生きもの』 が行われる 千葉県立中央博物館 ・講堂の入口で本講習会の要旨集などを受け取り着席、中には約 5〜60名ほどの聴講者がいた。
なお、本講習会の目次 (写真 D) は ご覧の通り。

注 : 参考まで、配布された講習会要旨集を参照して概略 転記させて頂きました。)


T.千葉市の谷津田の保全施策
      千葉市環境保全課 冨塚秀典 ・植木崇雄 ・金原弘幸
 
生物多様性に富んだ谷津田の自然の保全対策として、千葉市では、「千葉市谷津田の自然の保全に関する要綱」により保全地区を指定し、「千葉市谷津田の自然保全施策指針」に基づき谷津田保全事業に取り組んできました。

今回は、まず 千葉市における谷津田保全に関する行政の取組みを紹介します。 次に平成 25年度に実施した谷津田の生きもの調査結果を踏まえ、市内の谷津田で見られる野鳥についての解説を行うとともに、生きもの調査を効果的に行うためのノウハウなどを紹介します。

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U.谷津田の鳥類調査 〜 変貌する自然を見つめよう 〜  (写真 E)
       千葉県立中央博物館市民研究員 ・千葉市野鳥の会 土井 学

1.はじめに 〜 自然観察を通してできること 〜
もともと農業生産を主とする人間の活動によって育まれてきた谷津田の自然ですが、時代の変化と共にその姿は変貌しています。 谷津田の生物多様性を保全していくためには、まずは現況を把握し、データベースを蓄積していくことが基礎となります。

2.自然観察のノウハウを知ろう 〜 様々な調査手法 〜
生息種の調査、継続的なモニタリングのためには、日本自然保護協会の「モニタリングサイト1000里地調査」が参考になるかもしれません。 植物や鳥類、カエルやホタルなどの調査手法について、具体的なノウハウを HPで公開しています。 調査の方法や環境指標生物について簡単に説明した後、今回は鳥類について行った調査を紹介します。

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画像3.谷津田の鳥類調査 〜 土地利用の違いによる鳥類相の変化 〜

現在の千葉市では、谷津田の土地利用の多様化が進行しています。 稲作が続けられる谷津田がある一方で、耕作放棄されて草が生い茂る谷津田もあります。 尾根をひとつ隔てただけの隣り合わせの谷津田でも、驚くほど環境が変化するのが特徴です。

こうした環境の違いが鳥類相にどのような影響を及ぼしているのか、市内 3カ所の谷津田を対象に比較調査を実施しました。 その 結果 (写真 F、G、H) を、写真やグラフと共に紹介します。

備考 : 調査地は、いずれも千葉市若葉区内で A : 圃場整備された下泉谷津、B : 谷底面の 9割以上を耕作放棄草地が占める金光院谷津、C : 谷底面に多様な植生環境が見られる小倉谷津 とのこと。)

4.さいごに 〜 これからも変化し続ける谷津田の自然 〜
人間による干渉の度合いにより、谷津田の自然は常に変化しています。 3.で説明した谷津田も、調査から 1年以上が経ち、次々に新たな変化が現れています。 5年後、10年後には生息種の顔ぶれが変わっているかもしれません。 こうした動きをとらえていくためには、記録を残していくことが不可欠です。 皆さんも身の回りの生き物たちの記録をとり、地域の自然を継続的に見つめてみてはいかがでしょうか。

V.野鳥を調べるために
       千葉県立中央博物館 桑原和之

谷津田の野鳥調査では、野鳥の観察記録をまとめ、考えられたことを説明していただきました。
いろいろな野鳥の観察記録があれば、個体数や分布に関する考察ができるという解説でした。 鳥獣保護に関する政策や方針を決めていくときにも、観察記録が必要不可欠です。 最も必要である観察記録を残すことが重要であることは、簡単にわかると思います。 しかし、野鳥調査を行いまとめるという作業はとてもたいへんです。 野鳥のカウントをして、その記録をまとめ、報告書を作成するためには、かなりの労力がかかります。

その地域の野鳥のリストなどを作ることも、とても単純な作業の積み重ねなのですが、労力がかかります。
案外、リスト作成のための記録が残されていないことが多く、探すのに時間がかかることが最も苦労することなのです。 記録をどこかに発表するのにも時間がかかります。 同人誌などに記録を掲載するという作業もけっこう大変ですね。 昨年の平成 25年度自然保護講習会(桑原 2013)で紹介しましたが、まだ、浸透していないようなので、改めて、紹介いたします。 とても簡単な方法なので以下で紹介します.

1.観察地名。
2.日にち。時間の記録があれば記入する。
3.種名・性別(♂・♀)羽数。
4.何でも気が付いたこと。
5.観察者。

の順で、記録をまとめておくととても便利で、簡単です。 (以下、省略しました。)

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この自然保護講習会 『谷津田の生きもの』 を聴講した後、桑原さんには 同博物館で開催中の 企画展 「図鑑大好き! ダーウィンからはじまる 100 の図鑑の話」 (写真 I、J) の会場 に移動して、大変興味深いお話を伺うことがことができました。 誠に有難うございました。


 

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