時節の風景を求めて西印旛沼と北印旛沼へ

画像西印旛沼と北印旛沼を巡って、この時季の風景と飛来する野鳥を求めて散策した。 西印旛沼では、近頃あまり見られなくなった落葉焚きを、北印旛沼では タゲリの 100羽ほどの飛翔する光景を見ることができた。(11/21、28)


 西印旛沼 (11/21)

京成電鉄千葉線に乗車して京成津田沼駅で京成本線の成田空港行に乗り換え、京成臼井駅で下車した。

京成臼井駅の北口から、高台にある臼井城の砦跡といわれる宿内公園へ住宅の建ち並ぶ中を通って向った。 園内にはユズリハやイヌビワなどもあり、ハゼノキ は紅葉して美しかったが野鳥はあまり見られなかった。 さらに同じ高台 にある雷電公園と稲荷神社に移動、神社の境内には佐倉市の保存樹に指定されている樹齢推定 300年と言われているケヤキの巨樹があり、その落葉を集めて近頃ではあまり見られなくなった 落葉焚き をするとの人々がいた。 (写真 ②、①)

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稲荷神社から石段を下って国道296号線を横切り、続いて急な坂道を上って しばらく行くと 星神社、臼井妙見社とも言われており千葉氏の守護神である妙見神社を祀ったもの。 妙見とは、北斗七星を神格化したもので鎮護国家 ・除災寿福の菩薩とのこと。 千葉氏一族の家紋である 「月星」 ・「日月」 ・「九曜」 は、この妙見に由来しており、星神社 の社紋ともなっている。

星神社にはムクノキやイチョウなどの巨樹があるが、その樹枝に ツグミ、シメ が見られた。
さらに臼井城址公園へ向う途中、太田道灌の弟 太田図書の墓近くにある赤く熟した カキの実 を啄ばんでいる ツグミ、 シメ が見られた。 (写真 ③)

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臼井城址公園の芝生の広場には ハクセキレイ、上空には渡りの途中なのか多くの ツグミ が飛んでいるのが見られた。 臼井城址公園から県道64号千葉臼井印西線を横切り、臼井幼稚園の横を通り 水田の中の農道を進むと左側に 釣堀 、さらに進むとその先に 西印旛沼 が見えてきた。 (写真 ④、⑤)

沼の手前にある水路の葦原の中から、大きな けたたましい クイナの鳴き声が聞こえた。 沼畔 に出ると、湖面には マガモ、カルガモ、コガモ、ミコアイサ などのカモ類が見られ、他に オオバン、トビ、オオタカ、チュウヒ なども見られた。 印旛沼畔にある製鉄所の工業用水取水場には、ダイサギ、カワウ、ユリカモメ、カワセミ などが見られた。

ここで昼食、その後に鳥合せを行った。 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ミコアイサ、トビ、オオタカ、チュウヒ、クイナ、オオバン、タシギ、ユリガモメ、セグロカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス の 43種を確認した。(日本野鳥の会 千葉県 西印旛沼探鳥会)


 北印旛沼 (11/28)

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京成本線 公津の杜駅前から 8時28分発の成田市コミュニティバスに乗車、終点の「甚兵衛渡し」バス停で下車した。 バス停の前には、渡し守の甚兵衛が禁を破って対岸の吉高まで佐倉惣五郎 (佐倉領民が重税に苦しんでいるのを救うため将軍家綱に直訴した ) を送った渡し場といわれており、近くには甚兵衛公園が整備されている。
園内には、「日本の名松百選」 にも選ばれた樹齢 300年を越える松林と、甚兵衛供養塔、水神宮 がある。

甚兵衛公園を 9時40分 スタート。 甚兵衛公園の南寄りから水路沿いに一列に植えられた数十本のウメノキの傍を進んで甚兵衛広沼畔に出た。 途中のウメノキの樹枝には、モズの「はやにえ」が数箇所 カエルやバッタ などが生なましいまま射してあった。 水路やその近くに広がる水田では、ダイサギ、ハクセキレイ、モズ、ホオジロ、カワラヒワ などが見られた。 (写真 ⑥、⑦)

甚兵衛広沼畔に出ると、葦原の上を トビ、ノスリ、チュウヒ が飛び、上空を 4~50羽のタゲリの群れが舞っていた。 このあと成田新高速鉄道の高架下を潜り、さらに甚兵衛大橋の近く国道464号線を横切り目の前に拡がる北印旛沼畔に出た。 湖面では ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ などが見られた。

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北印旛沼畔から甚兵衛公園に戻り鳥合せを行った。 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チュウヒ、コイナ、オオバン、タゲリ、ユリカモメ、セグロカモメ、クロハラアジサシ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス の 46種を確認した。 ( 日本野鳥の会 千葉県 北印旛沼探鳥会 )

帰りは鳥仲間の H さんと、関東ふれあいの道 「水鳥のみち」 に沿ってJR成田線下総松崎駅まで歩いた。 途中、8~90羽の タゲリの群れ、オオタカ、チョウゲンボウ などを見ることができた。 (写真 ⑧、⑨)

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