花見川沿いと印旛沼畔で渡りの野鳥を探して
11月7日は立冬。 この時季、冬鳥 ・旅鳥 ・漂鳥の渡りで、これまで見られなかった野鳥に出合うことが多くなった。今回は、千葉市花見川区の中央部を北から南へと流れる花見川の遊歩道と近くの公園などを散策、さらに一週間後には京成臼井駅から近くの公園と西印旛沼畔を散策して、渡りの野鳥を探した。 (11/11、18)
この時季になると、日本より北の地域から渡ってきて日本で越冬し、春には北の地域へ帰って繁殖する鳥=冬鳥 (ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、ユリカモメ、セグロカモメ、タヒバリ、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、マヒワ、シメ、ミヤマガラス など)、渡りの途中に日本に立ち寄る(一般には日本より北の繁殖地と日本より南の越冬地を往復する)鳥=旅鳥 (マミチャジナイ、エゾビタキ など)、日本国内を季節移動する(北海道で繁殖し本州以南で越冬する/高地で繁殖し低地で越冬する)鳥=漂鳥 (キセキレイ、モズ、キクイタダキ、ヒガラ、ホオジロ、アオジ、クロジ、ベニマシコ など) が、渡来/飛来していないか探すのが楽しみで、今回は花見川沿いと印旛沼畔に出掛けた。
花島公園から花見川遊歩道へ (11/11)JR新検見川駅北口から八千代台駅行の京成バスに乗車、花見川団地の中程にある中央公園バス停で下車した。
バス停の前にある中央公園の桜の葉は、今が紅葉して見頃。 10時 ここからスタートして約 600mほど南下、花島公園へ向った。
ほんのりと黄葉した 園内の遊歩道 (写真 ②) を渓流園 ・噴水広場から下流にある谷津池に進むと、マガモやカルガモ (写真 ①、③) が泳いでいた。 次の中島池では、杭の上で羽を休めている十数羽の コガモ (写真 ④) が見られた。

さらに花島観音とも呼ばれている花島山天福寺の脇を通り、花見川沿いにある花島観音緑地に出た。 この緑地からは、これまで雑草が生茂って花見川の川面が見通せなかったが、今日は雑草が枯れて川面が見通せて バン や オオバン を見つけることができた。 花島橋の上からは、先ほど通ってきた 花島山天福寺や花島観音緑地の黄葉/紅葉 (写真 ⑤) が見渡せてし美しかった。
花見川沿いの遊歩道 (花見川サイクリングロード) を遡って、柏井橋の上流へ向った。 途中、遊歩道の斜面林では、大型ツグミの鳴き声が聞こえたが、樹木にはまだ落葉しないで多くの葉が残っており、鳥の姿を探すのが大変、それでも アカハラ、シロハラ、マミチャジナイ、ツグミ を確認することができた。
柏井橋を過ぎて、しばらく進んだところで右側の高台にある横戸緑地へ。 山茶花が咲いている横戸緑地 (写真 ⑥、⑦) で昼食を済ませた後、柏井市民の森へ。 途中で、樹上に シメ 、電線に マヒワ の姿を見ることができた。

柏井市民の森の近くで ホオジロ、カシラダカ などを探したが見つからなかった。 ここで探鳥を終え鳥合せを行った。
今日見られた野鳥を全部挙げると、カワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、バン、オオバン、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ、マミチャジナイ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス の 34種でした。 ( 日本野鳥の会千葉県 花見川探鳥会 )

京成臼井駅から、宿内公園、臼井城址公園、西印旛沼畔へ (11/18)京成千葉線から京成津田沼駅で京成本線に乗り換え、京成臼井駅へ。
京成臼井駅北口から、住宅地の中を通って稲荷台公園、臼井城の砦跡であったという宿内公園へと向った。
宿内公園 (写真 ⑨、⑩) の雑木林は、まだ葉が落葉しないで黄緑の葉や、樹木の種類や場所によっては 黄葉/紅葉している樹木 (写真 ⑪、⑫) もあり、それも趣きがあって美しく感じられた。
宿内公園から坂道を下り、こんどは上って行くと、途中の民家の庭先に 皇帝ダリア (写真 ⑧) の花が咲いていた。 なお、皇帝ダリアは、別名 木立ダリアとも呼ばれ、成長すると 3~4mにもなる事から 「皇帝」 の名が付けられたとのこと。 花は、ピンク色で直径約 20㎝の大輪の花が茎の頂上につき、この時季に茎が長いこともあってか、最近よく目にする。


稲荷神社から、石段を下り 国道 296号線を横切り、さらに急な坂道を上って星神社へ。 境内のイチョウもやっと黄葉して、その樹下ではギンナンを拾っている人がいた。 さらに、近くの畑にある柿木には熟した柿の実を啄ばむ ツグミ を見ることができた。
星神社から太田図書の墓の前を通って臼井城址公園へ行く途中で、ツグミ やこの場所では珍しい ヒガラ、キクイタダキ を見ることができた。 臼井城址公園では、ジョウビタキ ♂ を見ることができた。

臼井城址公園から、県道64号千葉臼井印西線を横切り、臼井幼稚園を右側に見ながら、さらに車道を横切り、その先にある農道を真直ぐに進んだ。 西印旛沼畔の遊歩道から堤防に上がって湖面を見ると、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、マガモ (写真 ⑬)、オカヨシガモ、コガモ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、ユリカモメ、セグロカモメ などが見られた。
JFEスチール浄水場取水口近くでは、カワウ (写真 ⑭) が羽を乾かしており、その近くでは ダイサギ、コサギ (写真 ⑮) が仲良く羽を休めていた。 近くの草原で昼食の後、今日見た野鳥の確認(鳥合せ)を行った。 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、トビ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、チョウゲンボウ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、キクイタダキ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス の 41種でした。 (日本野鳥の会千葉県 西印旛沼探鳥会)








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